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合唱コンクールで輝くピアノ伴奏する生徒たち

コロナが収束してから初めてのステージ

今年も中学校の合唱コンクールがありました。コロナが収束してから初めてのステージで、マスクを外して歌うことができました。私は2年生の合唱を聴いたのですが、どのクラスも素晴らしい歌声をホールに響かせていました。(学年ごとに保護者の入場制限があったので、他の学年の合唱は見られませんでした)

毎年クラスのピアノ伴奏を引き受ける生徒たち

私の教室では、毎年クラスのピアノ伴奏を引き受ける生徒がいます。自分の生徒がそんな大役を果たせるようになったことは、私にとっても嬉しいことです。

合唱曲は夏休みに入る前に決まり、生徒たちは夏休みの間に譜面をもらって練習を始めます。クラス練習は9月半ばからですから、その頃には一通り弾けるようになっていないといけません。私の教室の発表会が8月後半にあるので、コンクールの伴奏曲が難しいと大変です。夏休みで練習時間が確保しやすい時期ですが、練習の他にも部活に熱心な子もいますからね。

一人で演奏することとは違うクラス合唱

でも、クラスのみんなと一緒に歌うことは、一人で演奏することとは違います。生徒たちは、難しそうな譜面にも挑戦し、練習に励みます。譜読みができるようになったら、自分なりのアレンジを加えて、合唱を盛り上げようとする生徒もいます。責任感を持ってクラス合唱の伴奏という役割をしっかりと果たそうと頑張っているのです。

本番で見せた生徒たちの成長ぶり

今年伴奏をした生徒のうちの一人は、ピアノ歴6年くらい。おとなしい子で、自分から伴奏をしたいと言ったわけではありません。他にできる子がいなかったので、仕方なく引き受けたそうです。最初は不安や緊張があったようですが、練習を重ねるうちに、私が横で歌っても平気で伴奏できるようになりました。その成長ぶりには、私もびっくりです!

本番のステージ上は力強く、一体感のある歌声が響きました。伴奏をした生徒たちも、歌声に負けない、堂々としたピアノの音色を奏でました。私は聴いているだけでドキドキしましたが、生徒たちは楽しい経験が出来たと言って喜んでいました。

これからの生徒たちの人間力

この本番を経験したことや、クラスの仲間と協力したことは、生徒にとっては貴重な成功体験です。自分の思いを伝える力や新しい挑戦を楽しむ力など、勉強だけでは手に入らないものを身に着けたのではないでしょうか。今回のような体験を積み重ねて、将来は高い人間力を備えた大人になっていくことを願っています。